You are currently viewing これまで印刷してきたモノ達 – 3Dプリンターのある生活
  • 投稿カテゴリー:-- 3Dプリンター
  • 投稿の最終変更日:2020-11-29

今回は3Dプリンター初心者の私がこれまで印刷してきたものをまとめてみようと思います。本記事で紹介するのはすべてネット上に公開されているモデルを活用しているものなので、3Dプリンターを買おうか迷っている方や何か役にたつものを印刷したい方へのヒントになればと思います。
個人の趣味が反映されたチョイスのため、だいぶ偏ったリフトになりますが、逆にこんなニッチなものもあるのかという風に思っていただけると幸いです。

ローポリの狐 (初めての印刷)

こちらは、3Dプリンターを買って初めて印刷したモデルです。なんなら3Dプリンターの購入を決めるまでに「もし3Dプリンターを購入したらこの子から印刷しよう」と決めていました。ちなみに、3Dプリンターの購入から初めての印刷までは過去に記事に書いてみますので、時間がありましたらご覧ください。

世の中の3Dプリンターメーカーのサイトや買ってみた系のブログを見てみると、テストの印刷には船やチェスのコマが多いようですが、私は狐が好きなので、初心者心にそこまで複雑ではなく、角ばっているので印刷の精度も見れそうな、このモデルを選んでみました。

スマホスタンド

(DL元が探しても見つからず…すみません…) 次に印刷したのはスマホスタンドです。初めての印刷が置物系だったので、次は実用的なものを作りたくなり、ちょうど欲しかったスマホスタンドを作ってみました。使い心地は最低限の機能を確実にこなしてもらっている感じで、家族用に結局3つ作成してしまいました。

シンプルなザ・スマホスタンド

おそらくこの程度のものであれば、100円均一ショップでも買えると思いますが、自分で印刷すると50円程度で抑えることができます。もちろんクオリティの差はあるかと思いますが、それを差し引いてもこういった小物を印刷できるというのはとても便利だと思います。

Apple Pencilたて(組み立てが発生するもの)

次に作成したのはApple Pencil立てです。こちらのモデルは、二つの部品に分かれていて、替え芯や端子の変換を収納することができます。こちらを印刷することで、複数の部品に分かれていてもちゃんと組み立てることができるかを試してみました。

収納もできるペン立て

結果としては、造形後そのままではうまくはまりませんでした。結局、家にあったヤスリで削ることで、ちゃんとハメられるようにしました。おそらく温度設定なども調整が必要だったものと思います。ここらへんは設定やらの調整が必要ということを学びました。しかし、3Dプリンター購入前は「PLAは硬くてやすりで削れない」という話を聞いていましたが、それは言い過ぎだなということがわかりよかったポイントです。

先ほどのスマホスタンドでは100円均一にありそうと書いてみましたが、こちら同じような製品を探してみると1000円弱するものもありました。一方自作した方では100円程度とその差は大きいものになります (もちろんクオリティやら素材に違いは…略)。

ケーブルホルダー

お次に作ったのがケーブルホルダーです。こちらは先程のただかぶせるだけのペン立てとは違い、ネジ機構になっていてちょっと難易度が上がっています。こちらは以前記事にもしているので、印刷結果はそちらをご覧いただけるとです。

Oculus quest かけ

本記事最後に紹介するのは、Oculus QuestというVR機器を壁掛けホルダーです。こちらは、Twitterで壁掛けモデルを自作している方 (@cybercyclist さん)がいらしたので拝借しました (すごいモデルをありがとうございます!)。こちらを印刷するまでは箱に収納していて、プレイすぐ事自体が億劫になっていたので、壁掛けにすることでよりVRを楽しめるようになりました。

背景も気にできればもっとかっこいい

壁掛けにするとガジェット好き感が出て良きです。このもでるは壁美人という製品のオマージュ(?)でホチキスで固定できる仕様になっていますが、私は100均のワイヤーネットにこれまた100均の結束バンドで固定しています。

終わりに

今回は私がこれまで印刷してきたモノ達の紹介でした。ニッチな需要でも自宅で比較的安く実現できるの3Dプリンターの強みになります。今回紹介したようなモデルを作成する技術はまだ私にはないのですが、きっとモデリングができると1000倍増しで3Dプリンターを活かすことができると思います。とはいえ、すでにツヨツヨモデラーさんが様々なモデルを作って公開してくださっているので、モデリング技術がなくてもはじめは拝借したモデルで印刷経験を積むというのも良いかなと思います。